環境にこだわれ

先日は、お忙しいところ、暑い中、令和6年度受験説明会に参加してくださり誠にありがとうございました。
「主体的」であったり、「学び」についてだったり、三谷潤一氏(声の教育社)からは「相手が何を考えているかを考えて、行動を起こそう」と貴重なお話を頂きました。

受験というのは、多くの子にとっては初めて自分の進路(学ぶ場所)を決められる機会になります。これまでは、住んでいる地域で学校が決まり、クラスもその学校の先生によって決められます。時には我慢を強いられてきたと思います。

高校は、自分で選べます。もちろん、義務教育ではないので、行かないという選択だってあります。
高校へ行きたいと思っている皆さん、高校で何がしたいですか? 自分が今の時点でしたいことを考えて、それを実現できる最高の環境を選びましょう。しっかり調べましょう。1カ所だけで満足せず、いくつも選択肢を持った中で決めましょう。そうしたら、後は目標に向かって努力するのみです。

話は変わり、近畿大学の卒業式では毎年その道の一流の人を招いて卒業生にスピーチを贈るという名物コーナーがあります。今年はプロサッカー選手の本田圭佑氏でした。本田選手は初めから恵まれた能力があった訳ではありません。足もそんなに速くなく、ユースからプロチームにも上がれませんでした。そんな彼が日本代表や海外で活躍できるまでになったのは、環境にこだわったからです。本田選手のそのときのスピーチのURLを貼りますので(15分くらい)、お時間のあるときに視聴してみてください。

夢ややりたいことがまだないという方。どんな分野でも一流の人はたいてい、優れた人間性を併せ持っています。人間性を磨くこともその道を極めるために必要だからです。そういう人のもとにはたくさんの人が集まってきます。仕事をする上で、自分の目標を実現する上で「人の力」は欠かせません。本田選手は普段から読書をし、語学を学び、最新の知識や技術の吸収を怠りません。周りには彼の夢を実現する多くの協力者がいます。プレーヤーのみならず、指導者、実業家として活躍しているのも頷けます(最近ではABEMA TVのワールドカップ解説でも活躍しました)。

受験説明会でもお話しした通り、世の中は学びに溢れています。前向きに捉え、同じく学ぼうとする人たちが一人でも多くいる環境に身を置きましょう。

とはいっても誰しも思い通りにいかないこともあります。壁も必ず出てきます。誘惑だって常に押し寄せます。「自分の目標は何だったっけ」と時には挫折しそうになることもあるでしょう。本田選手はそんなとき、ある言葉を拠り所にするそうです。是非、動画で確かめてみてください。

 

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