質問に回答します Part 9

武蔵中原にあるカレー専門店シナモンの木さま(中学生のお子さんがいらっしゃいます)より、ご質問を頂戴しました。フランス料理を修業されたシェフが最高の一品を提供してくださいます。近くにお立ち寄りの際は是非!

武蔵中原駅北口より南武沿線道路を武蔵小杉方面へ。徒歩7分。

① なるべく早い段階で、高校受験に向けて学習に取り組むために、子どもたちに伝えるべきことは?

今、うちの塾ではすでに中2から理科・社会の入試に向けた課題を出しています。この2教科は範囲が広く部活動を引退してからでは終わらないので、早いほうが意識も育って良い方向に行くだろうと考えました。学んだことは忘れるので、繰り返し取り組んでもらえたらきっと定着していくだろうと考えています。

「受験を考えたら、今から取り組まないと間に合わないよ」と伝えても、おそらく実感が湧かず、その場限りで終わってしまうと思います。受験対策というより、①今から興味の範囲を広げる ②決まった時間に机なりに座る習慣をつける ことに専念してはいかがでしょうか。

①は、自然に触れたり、音楽や美術を鑑賞したり、知らない場所に行ったり…。本人は「遊び」と思うかもしれませんが、「受験対策だからね」と伝える。「どこが?」と子どもに思われると思いますが、「いつか分かる」と返せば良いと思います。実際、高校受験は義務教育が終わり、大人の階段を昇る第一歩です。こうした素養や経験があるかないかは社会活動をこれからしていく中で実は大事だったりします。ご本人を知らないので一般的な回答になりますが、三鷹の森ジブリ美術館→トトロの森→原作(ノベライズ)を読む…こうリンクしていくと、学びは繋がっているんだなと分かって頂けると思います。まだ受験生ではないと聞きました。部活だけで日々が過ぎていくのは勿体ないです。この貴重な時期を無駄にせず、スマホからだけでなくご自身の目で見てたくさん感じて生きてほしいです。
②は、家族全員でのルールにすることですね。楽しいこととセットにして提案してみてください。その時スマホを使用しないという約束は忘れずに。(^^)

 

②昔のような英語学習と違い、文法や単語の暗記・辞書をひたすら引いて翻訳する繰り返しの勉強からより実践的な英語教育になり、保護者のほうがついていけない現状があります。今の時代に即した、英語の学習法が知りたいです。

テスト対策ということだと、今の英語は、
①情報処理(資料・グラフの読み取り)
②処理の速さを要求される(今の子が可哀想です)
③リスニングと記述    が、重要視されています。もちろん長文読解も健在です。

一概にこれを勉強すれば高い点数を取れるという学習法がなく、子どもたちは五里霧中の状態ではないでしょうか。

一番効く薬は「好きになること」です。英語で会話して真意が伝わったり、映画の台詞が理解できたり、好きなスターや外国への興味が生まれたり…。
そもそもテストで良い点数を取るために英語を勉強するなんて、おかしいと思いません?(笑)  大学まで入って英語を駆使できないとか、どう考えても変ですよね

英語はテストで酷い点数を取っても、頑張った結果だったら責めないであげてください。
一方、さまざまな分野で海外で活躍する日本人が増えています。帰国子女でもない彼らが話す“英語”に触れる機会をどんどん作ってあげてください。

あまりにも英会話に特化した方は微妙ですが(文法やコツコツ語彙を増やす作業は依然として必要です)、真の英語力を身につけられるかは良い指導者と巡り会えるかにかかっています。

私は塾人として、多分異端な考え方をしています(笑)。自分にとって必要な“英語”ってなんだろうと問うてみるのが一番です。文章でやり取りするのか、日常会話か、ビジネスで使うのか、映画や洋楽を英語で楽しみたいのか、論文で使うのか…。全部を求め過ぎないことです。翻訳ソフトも生成AIもある時代です。
“受験のための英語”という時代は終わりつつあります。今は過渡期で子どもたちも困惑しています。我々大人が「未来の国際人」の行く末を長い目で見守り、大局を忘れないことが肝要かと思います。

③ 歴史を丸暗記ではなく楽しんで学んでほしいのですが、おすすめの勉強法はありますか?

歴史は好きな子と嫌いな子の二極化ですね(笑)。漫画やドラマから入るのが良いというのが一般的ですね。キャラの人間性を見つけると、一気に身近な存在になりますよね。誰か好きな人物ができると良いですね。私は、「この人が授業で登場するのはいつだろう」とわくわくしながら待っていた記憶があります。大体、授業では軽く触れておしまいになるんですが(笑)。

歴史は線で繋がっていて、背景など因果関係があります。突発的なことなんて実はほとんどない。そういう深い見方を教えてくれる指導者なり先達が身近にいたら良いのですが。

きっと生活に余裕がなく、気がつけばテストになり「覚えなきゃ」となっているかもしれません。テストはテスト、歴史への興味は別と分けたほうがいいです。「キングダム」に関心を持っても、直接点数には結びつきません(笑)。ただ、後からボディーブローのように効いてきます。最後に勝つのは、嫌いだけど点数を取るために試験前にガリガリ勉強する子ではなく、キングダム大好きの子です(あくまで例です)。

秦の始皇帝

 

質問に回答します Part 1  ・塾に通うなら、苦手科目と得意科目どちらを伸ばすべき? ・集中して勉強させる工夫 ・中2の今からでも受験対策は間に合いますか?

質問に回答します Part 2 ・英語・国語の文章読解(長文)を解くコツ ・家での勉強は一日どのくらいやるのが効果的? ・学校の先生と塾の先生の違いは何?

質問に回答します Part 3    ・英数学院が近隣でNo.1だと言えるところは何ですか? ・なぜ塾で勉強をしたほうがいいのですか? 教育機関として、学習面以外で重視していることはありますか?

質問に回答します Part 4  ・英数学院さんの売り(他の塾と違うところ)は何ですか? ・自学習よりも塾へ通うメリットは何ですか? ・家庭教師よりも塾へ通うほうが合っているのは、どんな場合(生徒)ですか?

質問に回答します Part 5 ・小3でかけ算ができなくてつまづいている ・5年生だが、割合を理解させるのが難しい ・5年生の割合はやらないと本当にダメなのか ・塾に入るタイミングはいつ? ・学校は子どもが塾に通っている前提で授業をしているのか

質問に回答します Part 6   ・子どものやる気スイッチの入れ方を知りたい ・英語を習わせたいが、“英会話が売りの塾”と“基礎知識を構築する塾”、どちらに入れるべき? ・今の子どもたちに必要なものは何ですか? 

質問に回答します Part 7 ・”担任制”にこだわる理由は  ・仕事していて一番嬉しかったこと  ・仕事していていちばん大変だったこと  ・明日地球が終わるとしたら何をしますか?  ・もし違うところに住むとしたら  ・鯛焼きは尻尾から先か頭から先か

質問に回答します Part 8

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