質問に回答します Part 10

にこまるリトニックの平田むつみさんよりお子さんに関するご質問をいただきました。「身体を動かしながら、音楽を感じたり表現する」教育法で0歳からクラスがあります。Instagramでくわしく紹介しています。今回も回答していきます。

 

①我が子はまだ小学2年生ですが、算数の宿題などを「教えて」となると私もついアツくなってイライラ口調になってしまいます。円満に宿題をフォローしてあげるコツはありますか?

むつかしいですね(笑)。正解にこだわらなくていいのでは。取り組んでいることが最大に素晴らしいので、正解不正解は二の次でいいと思います。教師ではなく、応援団で良いのでは。

お子さんが分からないときは、「分かるように説明しなくては」となるかもしれませんが、難しければ「難しい勉強してるんだね。お母さんも分からないなぁ」でも、たまにはいいのでは。世の中、分からないことがあってもいいと思います。気になったら、自分で別の方法で知ろうと解決するでしょう。
今は便利になり過ぎて麻痺してますが、世の中分からないことだらけです。今は分からなくてもいつか解決する日が来ると楽観的に思えばいいと思います。

 

②私も算数は特に苦手で、いつまで教えられるのか、すでに先行き不安です。中学受験などを意識していない学年から塾を活用しても良いものなのでしょうか?

ご家庭で負担に感じていらっしゃる場合は、塾などを活用してみてください。塾は何も受験のためだけに存在している訳ではないので、遠慮しないでください!

 

③担任制とありますが、個別の進度に合わせて内容を変えていくのでしょうか? それとも英数学院の進度や塾の教材に沿って教えていただくような形ですか?

前者ですね。
多くの子は学校のテストや入試を中心に動いているので、それに合わせれば学習したことは割と結果として見えやすいですが、分からなくなったところ(だいぶ前)から遡ってもいいですし。
教材はありますが、教材に合わせるというより、生徒に教材を合わせるイメージです。もちろん、全部やる必要もありません。

 

④途中退塾者0とありますが、生徒さんとの関係構築で意識されている事などはありますか?

細かいところまでご覧になっていただき恐縮です。大きく宣伝した瞬間に退塾者が出そうなので(笑)、控えめにしています(ちなみに同業者からは“奇跡的”と言われます)。
他所の塾のことは分からないのですが、そんなに特殊なことはしていないと思いますが…。

学問は、“ツラいこと”という発想や偏見は小中学時代は取っ払ってあげたいなと思っています。実は、子どもの頃の私は勉強が大嫌いで(笑)。今が一番好きです。楽しい。どうして昔はあんなに忌み嫌っていたんだろうって考え、嫌いになった理由を分析して、同じことはしないようにしてるんです。

生徒との関係構築は、私個人で言うと…。子どもたちからは結構怖がられているようです。割とシャイなので、子ども相手でもコミュニケーションは苦労します。「今日はかわいい服だね」なんて、言ったことないです(笑)。多分、不人気講師です…。

私みたいな不器用な人間がいたり、優しい先生がいたり…英数学院にはいろいろなタイプの講師がいるので、それがいいのかもしれません。

今の塾は優しい先生ばかりです。商売でもあるから、どうしても顧客には優しくなる。嫌われたくないから、厳しいことは言いたくない。来週も顔を合わせなくてはいけないから、関係は崩したくない。「親にチクられ、何か言われたらどうしよう」とビビりながら教えたり(笑)。若い講師は特にそういう傾向は強いと思います(もちろん、若くても優秀な講師はたくさんいます)。

私は頑張っても洗練された講師(人間)にはなれないので、教務とか、教材作りとか、躾とか、教室のマネージメントとか「子ども向け⁉︎なところ」以外は誰にも負けないように日々努力している感じです。

塾選びの際、ご参考になれば幸いです。

 

質問に回答します Part 1  ・塾に通うなら、苦手科目と得意科目どちらを伸ばすべき? ・集中して勉強させる工夫 ・中2の今からでも受験対策は間に合いますか?

質問に回答します Part 2 ・英語・国語の文章読解(長文)を解くコツ ・家での勉強は一日どのくらいやるのが効果的? ・学校の先生と塾の先生の違いは何?

質問に回答します Part 3    ・英数学院が近隣でNo.1だと言えるところは何ですか? ・なぜ塾で勉強をしたほうがいいのですか? 教育機関として、学習面以外で重視していることはありますか?

質問に回答します Part 4  ・英数学院さんの売り(他の塾と違うところ)は何ですか? ・自学習よりも塾へ通うメリットは何ですか? ・家庭教師よりも塾へ通うほうが合っているのは、どんな場合(生徒)ですか?

質問に回答します Part 5 ・小3でかけ算ができなくてつまづいている ・5年生だが、割合を理解させるのが難しい ・5年生の割合はやらないと本当にダメなのか ・塾に入るタイミングはいつ? ・学校は子どもが塾に通っている前提で授業をしているのか

質問に回答します Part 6   ・子どものやる気スイッチの入れ方を知りたい ・英語を習わせたいが、“英会話が売りの塾”と“基礎知識を構築する塾”、どちらに入れるべき? ・今の子どもたちに必要なものは何ですか? 

質問に回答します Part 7 ・”担任制”にこだわる理由は  ・仕事していて一番嬉しかったこと  ・仕事していていちばん大変だったこと  ・明日地球が終わるとしたら何をしますか?  ・もし違うところに住むとしたら  ・鯛焼きは尻尾から先か頭から先か

質問に回答します Part 8 ・やる気のなかった子をどうやって20点アップさせたのか?(英数学院のホームページを見て) ・すぐに疲れたと言う子に、勉強の習慣をいかに身につけさせるか? ・“高校受験の意味がわからない”という子にいかに意識を向けさせるか?

質問に回答します Part 9

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