自分を輝かせていくのは“粘り”
人間にとって大事なことの一つは“粘り”ということなんです。
ある意味で、人生は、絶望との戦いであるといえるかもしれません。
テストの結果もよくない。家庭環境も大変である。経済的にも厳しい。理想と自分の現実との間に、大きな隔たりがあるーーなど、悩みの連続が人生であり、特に青春時代です。
そして、ともすれば、“自分はダメな人間なんだ” “なんの力もないんだ”と考え、卑屈になり、絶望的な思いをいだいてしまう。
しかし、そうではありません。みんなが、尊い使命をもって生まれてきている。必ず自分らしく輝くことができるのです。
では、どうすれば、自分を輝かせていくことができるのかーーそれは“粘り”です。
思うような結果が出ない。失敗する。挫折する。時には、生きる気力さえなくなってしまうかもしれない。それでも、また立ち上がり、自分の目標に向かって進んでいく。その粘り強さこそが大事なんです。
“力がなくてもいいじゃないか。かっこ悪くたっていいじゃないか。でも、自分は負けないぞ!”と、心の炎を燃やすことです。