今年度から教科書が改訂された中学英語を指導して
ご存じのように学習指導要領の改訂に伴い、今年度から中学生の教科書のボリュームが増えました。顕著なのが英語です。語彙数はこれまで中学校で1,200語だったのが、小中学校で合わせて2,200~2,500語と倍増です(ちなみに2022年度に改訂される高校生は、2,500語です!)。
これまでは高校で学習するような単語や熟語が中学生に降りてきた訳です。単語だけではなく文法事項も、仮定法・現在完了進行形・原形不定詞といった高校内容を学習するようになりました。
現場はどういう状況かというと、生徒たちは大変です。勉強は試験前にやればいいという考えは、もう通用しません。英数学院では日頃から単語練習をやってきてもらうようにしていますが、かなり根気が必要な作業であるので、サボってしまう生徒は試験範囲が配られる段階で「時間が足りない」となります(教科は英語だけではありませんから)。
また受講する時限数が週1コマ(50分)だと、宿題チェック・単語テスト・文法説明・最低限のライティングに多くの時間を充てることになり、なかなか豊富な演習量をこなせないのが現状です。週2コマ(100分)取っていただけると、リスニングやスピーキング、長文読解、幅広い問題演習に取り組めます。必ず結果はついてきます。英語に特化して述べてきましたが、数学も十分な演習量が必要な科目です。新年度の履修の参考材料にして頂ければと思います。
季節講習も上手に活用しながら、時間数確保のご検討をよろしくお願いいたします。