社会の勉強のしかた 受験生へ
入試まで1ヶ月をきりました。
あまり多くをやる時間はありません。社会科が苦手な人が最低限やっておくべき勉強法を紹介します。
①教材 ②どこまでやるか ③教科書の使い方 ④ノートについて の4つに分けてお話します。
①教材
過去問、模試、入試直前対策講習の問題の解き直し。これなら質の高い問題を効率よく復習できます。厚手の問題集は社会が苦手な人はやりきれないでしょう。
②どこまでやるか
正解の選択肢だけでなく、不正解の選択肢がなぜダメなのか、解説を読みましょう。
また、用語は漢字で書けるよう練習しましょう。
記述問題については、とりあえず①で出たものだけでもしっかり覚えるようにしましょう。
③教科書の使い方
①②で出てきた用語で、よく分からないところを索引でさがして、該当箇所を読みましょう。
最初から通読するのが理想ですが、この時期は時間が足りないと思いますので、辞書的な使い方がオススメです。
④ノートについて
ノートは2種類が考えられます。
1つは、全範囲が網羅的に書いてあるもの。もう一つは弱点だけが書いてあるものです。
特にこの時期は弱点だけが書いてあるノートを作るといいです。②③でやったことで何度も間違えてしまうものだけを写しておき、スキマ時間にながめたり、授業やテストの間の休み時間に読みましょう。
わざわざノートを作るのが面倒な人は、学校のノート(板書代わりのプリントなど)に付箋をつけておいてもよいでしょう。
学校のノートは網羅的に書いてあるノートに属しますが、量が多いので、弱点部分をすぐに読めるように印をつけておくということです。
最後に、社会科が得意な人は、いままでの勉強方法でいいと思います。直前期に勉強法を変えない方がよいと思います。
ただし、④の弱点ノートを作ることは、それほど時間がかかることではないので、やってみるといいでしょう。
皆さんが、目標の高校に合格することを祈っています。(社会科担当 佐々木潔)