ミスを減らすには

ミスが多い、同じミスを繰り返す生徒をよく見かけます。ミスがなければ解けていた訳なので、もったいないです。そこでミスを減らす方法を提案したいと思います。部活などにも生かせると思います。

1.目標を設定して練習する
前提として演習量は大事です。しかし、ただ漫然とやっているだけでは効果は実感しづらいです。10問あったら、はじめは「8問正解」など目標を設定して解きましょう。達成できたら、目標をさらに上げましょう。次は「10分で」など時間を決めて、どんどん目標設定を高くしていきましょう。
「解く問題がなくなるのでは?!」という心配はいりません。(間違えた)同じ問題を何度もやればいいのです。

2. 経験値を増やす
「スタンド・バイ・ミー」という映画があります(「ドラえもん」ではありません)。少年たちが町から出て冒険に出る話です。さまざまな経験をし、旅から帰ってきた主人公は「この町が小さく見えた」と語ります。この法則は勉強にも当てはまります。
学校、部活(習い事)、決まった友達関係など限られた世界で生きている生徒が多いです。旅行や、休みの日は市外に出る、いろいろな人や自然に触れる…。新しいものから、何かを感じ取ってください。時間がなければ、本を読、ニュース番組を見て世の中の情勢を知る、などでもいいです(できれば習慣にしましょう)。
勉強面に関して言えば、難しい問題に挑戦してみることも一つの方法です。すぐにあきらめてしまうと効果はありませんが、根気強く自分の力で解くことができた時、今までミスをしていた問題が小さく(簡単に)見えます。是非、トライしてみてください。

基本的に人間はミスをします。試合やテストでミスをしない人は、一度犯したミスから学び、本番ではそれを繰り返さないように練習から意識します。まずは、してはいけないミス、一度したことのあるミスをしないことに集中しましょう。これを読んで問題に取り組む姿勢に変化が出れば、そこから始まります。

 

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