過去問はこうやって使おう
そろそろ受験生は過去問を購入し、実際に解き始める頃かと思います。
ほとんどの生徒は受験が初めてでしょうから、過去問の使い方について提案いたします。
まず、購入に際してですが、できれば本番と同じサイズのA4が望ましいです。また、解説が詳しいものを選びましょう。
① いつ頃から解くべきか
過去問は、1度解いたら終わりではありません。完全にできるまで何周もやってください。初めは、傾向を知るという意味もあります。1度解くと、「こういう勉強が夏には必要だ」と分かるはずです。
何度も解けるように、問題には書き込まずに解答用紙に書き込みましょう。よって、いちいち巻末をめくるのも面倒でしょうから、解答用紙のコピーからスタートです。
始めるなら、今からです。
② まだ学習していない単元があるが…
中学内容をすべて学習してから解き始めたら、来年になってしまいます。知らない単元が出てきても気にせず解きましょう。2回目、3回目と解いていくうちに学習した内容とリンクしてきます。解けなかった問題も解けるようになるでしょう。それでいいと思います。
また、自分で学習できる単元は予習をしましょう。どんどん自分で進めて、学校の授業で復習しましょう。
1教科解くのに50分かかります。ペース配分を頭に入れて、計画的にやりましょう。
③ なぜ解けなかったか
点数ばかりに気を取られる生徒もいますが、間違えた問題は解説を見て、「なぜ解けなかったか」を突き詰めましょう。この作業が、過去問を解く上で最も重要です。次にやる時は必ず解けるようにしましょう。
時間も計って、取り組んでみて下さい。