英数学院だより(2021.8月号)
いよいよ夏休みです。夏休みの計画は立てましたか? 「夏は受験の天王山」と言われるほど、受験生にとっては大事な時期です。学校の授業が止まっている時期だからこそ、復習にはうってつけです。受験生の夏休みの過ごし方は、長尾優希さんの体験談にも書いてあるものを参考にしてください。また受験生ではない皆さんも、部活動だけ頑張って終わったということのないようお過ごしください。夏休み明けには、前期期末テストも控えています。次の日学校がないからといって夜更かしをしないで、規則正しい生活をおくってください。
また是非読書にも挑戦して頂けたらと思います。読む本に困ったら、鳥山美桜さんのオススメの本を読んでみてください。
前号の後、中学生以上の生徒に手帳を配りました。自己管理をできるようにしてもらうためです。予定を書き込むのもいいでしょう。その日学習した内容を記入するのもいいと思います。自分を律して、有意義な夏をお過ごしください。8月からは夏期講習も始まります。体調だけはくれぐれも気をつけて下さいね!!
僕の体験談 vol.4 「中3の夏休み」(長尾(ながお)優希(まさき))
中3の夏休みは中学生活で一番忙しかったです。部活では秋にある市総体に向けて厳しい練習をし、勉強では差がつくと言われている夏休みなので、手を抜くことができませんでした。
部活では、塾の夏期講習が1日被る以外ほぼ毎日練習に参加しました。最後の大会でいい結果を出したかったからです。勉強面では、部活の空いた時間に1,2年の復習をしていました。模試もたくさん受けました。模試はたくさん受けた方が絶対にいいです。自分の実力を知ることができるだけでなく、入試の雰囲気を味わえる、慣れることができるからです。自信がない人や心配性な人にはよりおすすめです。
決して部活を休んでまで勉強しろとは思いません。ただ、目標に向けてやるべきことをきちんとやるべきです。
そろそろ夏休みが始まる頃ですが、受験勉強は始めたほうがいいです。1,2年の復習、3年の復習予習なんでもいいと思います。早めに始めたほうが余裕を持てるからです。
僕が勧めるのは、暗記科目です。何回もやらないと覚えられないので、先にやりました。ただ、それだけだと辛いので、時々自分の得意教科を間にはさんでやりました。(つづく)
オススメの本紹介(鳥山美桜さんセレクト)vol.4
「青くて痛くて脆い」著:住野 よる 出版:KADOKA 角川文庫
・あらすじ
秋好寿乃に出会って、僕は変わった。誰よりも理想と情熱にあふれた彼女と立ち上げた秘密結社、『モアイ』。
夢を語り合った、楽しい日々。……それから三年、あの時の彼女はもういない。それなのに、未だ彼女の言葉が、嘘が、心に刺さり続ける。そうして僕は、ある一つの決意をした―。
・オススメの人
「君の膵臓を食べたい」を読んだ。または見たことがある人には是非読んでほしい。同じ作者による、「君すい」とは全く違う青春小説。傷つくことのみの傷み、青春の残酷さ。「君の膵臓を食べたい」を見たことがある人もない人も、等しく読んで後悔はない。すべての人に薦めたい。(つづく)
※8月9日(月)~14日(土)は塾はお休みです。
英数学院 代表 長江広紀