塾生からの声2
高校進学が決まった山崎こうきくん(以下、こうき)にインタビューをしました。英数学院のこと、志望校の決め方、ゲームとの向き合い方、将来の夢など話は多岐にわたりました。
長江「高校合格、そして卒業おめでとうございます!」
こうき「ありがとうございます!」
長江「一番長くいた受験生ということで。塾に入ったのが4年生のとき。他に塾がいっぱいあるけど、どういった経緯でうちに入ったの?」
こうき「母から『もうちょっと勉強したほうがいいんじゃないの』って。近所の塾を探したら英数学院が引っかかって。そのときは新城高校に入りたくて」
長江「4年生のときより今は(新城高校が)進学校になってしまって(笑)。すいません、期待に応えられなくて」
こうき「大丈夫です(笑)」
長江「お父さんも英数学院に通っていて。それも影響あったのかな?」
こうき「それはないですね(笑)」
長江「僕がずっと教えていたけど。僕はどういう人でしたか?」
こうき「オレって結構宿題忘れるじゃないですか。先生は叱らないという訳じゃないけど、感情を表に出して怒るとかじゃなくて、『じゃあ、代わりにこれをやってね』って代替案を出くれるのがいい先生だなって。そのおかげで単語だったり上達が速くなって、文法とかの教え方も丁寧で優しい先生だな、と」
長江「優しいだけじゃないけどね(笑)」
こうき「まあ(笑)」
長江「今回の入試はどうだった?」
こうき「難易度的には前年度よりも理数系の科目は難しかったなって。国語とかは80点代取れたし英語の長文もできたので、今回の結果を見ると先生に教えられたところは伸びているな、と」
長江「君はだいぶゲーム好きで、ゲームとの闘いが(笑)。ここ数年の生徒に多い傾向なんだけど、『ゲーム・スマホをしたい』欲求をどうやって克服しましたか?」
こうき「中2のときから、先生に『受験生なんだよ』ってハッパ掛けられていたと思うんですけど、その時はどうでもよく感じていたんですけど。中3の夏休み入ってから『やばいな』って思って。歴史が好きだったので、好きなことに対しては全力で取り組めたので。その要領で他の教科も勉強量を増やして、ゲームの時間は区切って、そういうことを繰り返して克服していました」
長江「ゲームは1日どれくらいやっていたの?」
こうき「休日は5~6時間」
長江「? 何を」
こうき「ゲームを」
長江「長すぎるよ(笑)」
長江「志望校決めるとき、何を基準に選びましたか?」
こうき「やっぱり自分の内申と学力で。オレは小さいときから一貫して、自分の店を持ちたいって夢があったので。自分がやりたいことがある学校だったり、今の部活を続けようかなって人は部活で選んでもいいと思うし」
長江「今の子で多いのはアクセス。近いとかね。後は校舎がきれいとか。制服とか。周りの子はそういう子多かった?」
こうき「そうですね。制服はいなかったけど、距離とかは大事ですね」
長江「周りに新城高校を受けている友達とかいた?」
こうき「友達に4人くらいいて」
長江「どうだった?」
こうき「4人中3人が受かりました。新城高校ってオール4でも厳しいと思うんですけど、一人の子がオール4に近いくらいで436点で入っていたんで(500点満点)。やっぱり入試の得点って大事なんだなと」
長江「これを読んでいる方は『うちの子に塾はどうかしら』って思いながら読んでいると思うんだけど、あなた的には何年生くらいから入るのがいいと思う?」
こうき「オレは4年生から入ったんだけど、中学1年の初めは新しい環境に身を置くし、対人関係とかいろいろあるので。まず自分で勉強してみて、限界だったら塾に入るのがベストかと思います」
長江「国語は今回いい得点取ったけど、塾で受けていなかったけど、それは本を読んだりしていた訳?」
こうき「秘訣は自分では分からないですね。模試とかでコツはつかんでいたんですけど、先に問題を読んで重要な箇所を抜き取ったり。オレは文字に触れることが多くて、弁論とかもすぐに1500字くらい書けるくらいだったので。普段から文章に触れることは大事かなと思いますね。模試は何度も受けるに越したことはないかな」
長江「今回、志願変更したよね。悔いはある?」
こうき「それは少しありますけど、オレのお父さんも店を持っていて、『商業の資格を取るのはマストではない』って言われましたし。いざ志願変更して合格してみると、友達も何人かいるし、やりたかった部活もあるし、特に後悔はしていません」
長江「入試のときは緊張した?」
こうき「いえ、まったく」
長江「自分の力を出し切れた?」
こうき「数学の『確率』で少し混乱したくらい」
長江「模試を何回も受けたっていう経験は活きている?」
こうき「活きてると思います」
長江「神奈川県5教科を1日で終わらせるから、勉強スタミナが必要な訳だけど。千葉とかは3科目、翌日2科目とかなんだけど、終わった後疲れた?」
こうき「疲れはしたけど、『やっと解放される』ってふわっとした気持ちでした」
長江「合格は確信できた?」
こうき「『そわそわネット』っていうサイトがあって。神奈川県の学校に内申と取った点数を入れると順位が出るんですよ。50人以上入れると1次選考で必要な点数が分かるんです。それで自分より下の生徒がたくさんいたので、そこで合格の確信を得ましたね」
長江「新しい高校生活が始まりますが、今の目標は何ですか?」
こうき「勉強は大事だと思うんですけど、さっきも話したように自分でレストランを持ちたいって目標があるので、料理の勉強だったり、イタリアへ行きたいと思っているのでイタリア語の勉強は今もしているんですけど。高校は友だちとも思い出を作りたいし、やると決めた部活を頑張っていきたいです」
長江「お店はイタリアンだっけ」
こうき「立地は横浜がいいんですけど、地価が高すぎて最近無理かなって。新城とかでもいいんですけど、親と近いとなぁって(笑)。専門に行って、その期間中にアルバイトをしてお金を貯めて、イタリアに滞在して。国籍とか人種によって味の感じ方とかテイストって違うなと思うので、そこを勉強したいです」
長江「僕が勉強を教えているときはこんなにしっかりしていなかった(笑)」
こうき「やりたいことと、やりたくないことは別です(笑)」