英数学院だより(2022.8月号)

過去問はこうやって使おう

そろそろ受験生は過去問を購入し、解き始める頃かと思います。ほとんどの生徒は受験が初めてでしょうから、過去問の使い方について提案いたします。
まず、購入に際してですが、できれば本番と同じサイズのA4が望ましいです。また、解説が詳しいものを選びましょう。

① いつ頃から解くべきか
過去問は、1度解いたら終わりではありません。できるようになるまで何回もやってください。初めは、傾向を知るという意味もあります。1度解くと、「こういう勉強が夏には必要だ」と分かるはずです。
何度も解けるように、問題には書き込まずに解答用紙に書き込みましょう。なので、いちいち巻末をめくるのも面倒でしょうから、解答用紙のコピーからスタートです。始めるなら、今から!

② まだ学習していない単元があるが…
中学内容をすべて学習してから解き始めたら、来年になってしまいます。知らない単元が出てきても気にせず解きましょう。2回目、3回目と解いていくうちに学習した内容とリンクしてきます。解けなかった問題も解けるようになるでしょう。それでいいと思います。
自分で学習できる単元は予習をしましょう。どんどん進めて、学校の授業で復習しましょう。
1教科解くのに50分かかります。夏休みは絶好の機会。ペース配分を頭に入れて、計画的にやりましょう。

③ なぜ解けなかっのたかを突き詰める
点数ばかりに気を取られる生徒もいますが、間違えた問題は解説を見て、「なぜ解けなかったか」を突き詰めましょう。この作業が、過去問を解く上で最も重要です。次にやる時は必ず解けるよう納得して進みましょう。
取り組むときは、時間も計ってやってみて下さい。

「ん~」読解力不足を目の当たりに

前期中間テストの対策で長文読解(英語)を指導した生徒たち。ここまで理解できないかというほど、読解力不足が顕著(けんちょ)でした。これから長文はどんどん長くなります(週に1時限だと、なかなか長文に取り組む時間がとれません)。日本語の文章でいいので、普段から読む習慣をつけましょう。スマホでニュースやコラムを読む、でも構いません。どうも国語力の問題のような気がしてなりません…。

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