英数学院だより(2025.5月号)

2025度も受験生は第一志望校に100%合格(4年連続)

今年の当学院の合格した受験生は1/3が私立志望でした(特進クラス入りのために受験した生徒を含む)。この4年間一人も不合格が出ないという特異な状況で、少しびっくりしています。下級生にプレッシャーにならないかと心配すらしています。

子どもたちは皆、自身の殻(から)を破って成長してくれました。それが一番嬉しかったです。「受験」は人生の中でそう何度もありません。せっかくの機会なので、成長のチャンスにしてもらいたいです。その時、ここ数年でそれを妨げるのがスマホとゲームです。私が中学生のときはゲームはありましたが、スマホはない時代だったので、正直先輩面して対処法を伝授はできません(今自分がスマホを所持している受験生だったら、誘惑に勝てるだろうかと思います)。

スマホについては、授業でも使用することがあるので否定はしません。良い使い方はありますが、何人かの生徒にとっては、中毒性があります。私は「使うのは良い。ただし、使う時間を決めなさい。それ以外の時間は使わないと決めよう」とスケジューリングの際に真っ先に“スマホを使用する時間”を設定させます(ゲームも同様)。使わないときは電源を切ることは大切です。当然生活の中でストレスは溜まりますから、息抜きは必要です。ただし、自分で決めたことなので、設定した以上使用することは当然良心の呵責(かしゃく)が生まれると思います。私はスマホで失われた時間より、“良心の呵責”によって「その分挽回(ばんかい)しなければ」という気持ちを大切にさせたいと思っています。予定通りにいけば良いですが、当然不測の事態は生まれます。次の機会に挽回しようとする気持ちを見守りたいと考えます。

2025年度から、英数学院では学習計画手帳「フォーサイト」を導入します。これまでもスケジュールを記載してもらいチェックしていましたが、継続性を考えて「手帳」という形で手にして貰おうと考えました(ひとまず中学生から)。この手帳はPDCAサイクルを学習計画と実行に活用するものです。
受験が終わり、合格もしたけど、“何も変わっていない”というのが一番嫌いです。塾の宿題を来る直前にやるという子も多く、「本当に復習になっているのか」と疑問を感じていました。私は「自分で計画を立て、実行できる人」になってもらいたいと考えます。気分や雰囲気で行動するより、目標から逆算し計画を立ててそれを実行する人のほうが必ず成功します。アウトプット(文字にすること)によって、より実現性が増します。それを中学生に実感して貰いたいと考え、今年度より試みます。
私も一緒に使いたいと思います。書き出せば、決意も固まる。行動もしやすくなる。自分に負けない心も生まれる。新しい試みですが、成果が出るよう、まずはしっかり講師側で管理をしながら軌道(きどう)に乗せたいと考えています。

 

対談「武蔵新城Edu(エデュ)トーク」がYouTubeチャンネルで公開中

英数学院がどういう塾か、私がどんなことを考えているかを地域の人との「対談」という形で公開しています。QRコードまたはホームページ・トップページからご覧いただけます。話すことは実は苦手です。子どもたちも苦手なことに挑戦しているので、率先規範でチャレンジしています。今後もコンテンツを増やしてまいります。楽しみにしていてください。

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